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イスラエルの南方に位置する砂漠地帯で、荒涼とした山々、枯れ谷ワジ、深い峡谷や砂漠などのドラマチックな自然が広がります。アブラハムが住み、モーセが歩き、エリヤが過ごした旧約聖書の世界でもあります。
シナイ半島の付け根、紅海のアカバ湾の奥にあるイスラエル最南端の町です。一年中観光客で賑わうリゾート地となっています。
聖書には、「ダンからベエルシェバまで」と王国の南の国境がベエル・シェバとあります(士師20:1)。ベエル・シェバとはヘブライ語で「誓いの井戸」または、「7つの井戸」の意味です。この言葉の由来は、アブラハムとアビメレクが契約を結んだ場所です(創世21:25-31)。
荒涼たるチンの荒野にある小高い丘の上に冠のように建てられたナバテヤ人の町です。スデーボケルから南に5kmのところにアブダッドの泉があります。
町は540mほどの崖の上にり、ここからの景色は実に雄大です。地殻変動と雨水風の浸食作用によって生じたクレーターも見ることができます。この巨大な峡谷は、「マクテシ・ラモン」と呼ばれ、北東から南西に長さ40km、幅9kmもあります。